雑記20200524:私の心を差し上げます
■伝説たる所以
この度セーラームーンが無印からSまで全話配信されることになった。
ウラヌスとネプチューンが好きなのでSが観たくて、でもどうせなら無印から観てしまおうと毎週10話を消化して、今週ようやっと無印最終話まで観終わる。
非常に感銘を受けたのが、最終話で衛(というかエンディミオン?)が正気を取り戻した後にクインベリルからの攻撃を受けて死んでしまうシーン。
そもそも最終話直前でセーラー戦士がひとりひとりガチ死にするというのがまず衝撃的なのだが、最終話でうさぎは運命の相手である衛まで失う。
ここで死んだ衛にキスだろう?キス!キス!と童貞の様なコールを脳内でしてしまうが、うさぎは衛にキスをしない。
『ごめん…キス、できない…。レイちゃんも、亜美ちゃんも、まこちゃんも、美奈子ちゃんも…みんな好きな男の子とキスも出来ずに死んじゃったの…。だから…私だけ幸せな気持ちに浸るわけにはいかない…!』と言うのだ!
ボーっと観ていたが、そこでムーンスパイラルハートアタックを受けた。
少女アニメで、ここまで仁義や人情が行動原理の根本にあるものがあったのか!!
プリキュアは15年以上続いているしそれはそれで伝説なのだろうけど、存在としてセーラームーンを超せない理由をありありと理解させられてしまった。
平成初期のあの時代だからできたものもあるのだろうけど、伝説には伝説になるべく理由があるのだ。
■ビッチマグネット
テラスハウスのことで、思っていたよりショックを受けている。
当初は単純な『アンチと本人の関係性の問題』ではないな、という部分でモヤモヤしていたが、個人的な思考は徐々に花本人の人間性というものにフォーカスしつつある。
そもそも、正論に準拠しがちな人は病みやすいというか、生きにくいのだろうなと思う。
世の中の人々の行動規範とか倫理規範と正論が合致しているべきというのはあくまで理想論で、そこに上手く折り合いをつけることが社会で生きていくということだと思う。
舞城王太郎著『ビッチマグネット』で好きな一文がある。
『ああ……正論ね。正論って駄目だよね。人の怒りとかってコンロの火みたいには消えないから、うまく騙して振り回して風に当ててやって、ゆっくり鎮火させないと駄目なんだよね。テクニックが必要なんだよ。正論って一発勝負で、そんなのカッときてる人には効かないし、そうなるとその正論繰り返すことになるから同じ台詞言わされて聞かされて、何で判んないだよ何言ってんだよって結局お互いイライラし始めて感情的にぶつからざるを得なくなるよね』
僕もかつてはどちらかと言うと正論に準拠しがちな人間だったと思うが、大学生の頃に『ビッチマグネット』を読んで、正論をいかに言うかよりも正論をいかに言わずに伝えるかについて考えるようになった。
生きやすさって時代によっても変わるだろうけど、なんか研究とかもっとあればいいのにね。
■私の心を差し上げます
K-POPでは明らかに『마음(マウム)』という単語の出現頻度が高い。ように思える。
마음は心や気持ち、思いの様な意味の単語である。
最近で言えば『愛の不時着』OSTのIU『마음을 드려요(私の心を差し上げます/英題:Give You My Heart)』。
こういった慎ましい歌詞にばかり使われるのかと思えば、懐かしのPRISTIN Vの『네 멋대로(あなたの好きなように/英題:Get It』の様に強気な曲でも『네 맘속에 불을 켜(あなたの心の中に火をつけて)などという歌詞がある。(この歌では何箇所か使われてる)
Wanna One出身のパク・ジフンも『내 마음속에 저장(僕の心に保存)』という流行語を作り出したし。
僕はそもそもJ-POPをそこまで聞かないけれど、どう考えてもここまで心や気持ちという概念のワードが出ることは多くないと思う。
出現回数というより、心を受け渡したり、相手の心について言及することが少ないのかもしれない。
使うなら自分の心境について語る際が多いのではないのだろうか。
国民性の違い?心や気持ちの概念が違うような気がしています。
心覚20200523:誰にも感情移入できない群像劇としてのテラスハウス
テラスハウスはめちゃめちゃすごい番組だと思う。
リアリティショーのジャンルにありながら、リアリティショーというジャンルが基本的に設けている『番組(乃至、参加者)のゴール』がない。
告白して日本に帰る、とか、生き残ってバチェラーと結ばれる、とかそういう。
ジャンルで言うとどっちかっていうとバカリズムが脚本を書いてるドラマとかの方が近い気がする。
そういうジャンルの曖昧さが楽しみ方の多様性を生んでいてよかったのだと思う。
僕は、まだ深い関係性にないコミュ力が比較的高い登場人物同士の浅い会話が流れているという点が好きだった。
登場人物の誰にも感情移入できない群像劇みたいな部分が好きだったのだ。
友達に聞いたら、副音声付きじゃなかったらテラスハウス全然楽しくなくない?と言われた。
そっちの方がよっぽどメジャーな楽しみ方なんだと思う。
最近のテラスハウスは、どちらかというと苦手だった。
常時、ひとりにフォーカスしがちだったから。
群像劇的な要素が薄くなりつつあると感じていた。
今シーズンの序盤で言うと流佳。
発言に一貫性や信念がない、常識がない、などという部分がフォーカスされていたが、はたちそこらの子であれくらいの子は居るものではなかろうか?
僕の住んでいる世界の程度が低いのだろうか?
最近で言うと、社長。
社長に関しては流佳とは違い、売名が出来れば本人に益もあるしいいのかなとも思うけど。
所詮テレビだし、撮れ高という概念はかなり重要だと思う。
ビビのような、五体満足に生きて正論を言う人に関しては撮れ高は低いのだろう。
感情をむき出しにする人や、人の生活をのぞき見する醍醐味を感じられるような行動をする人こそが撮れ高が取れる人なんだと思う。
僕はProduce~シリーズにハマっていたのでリアリティショーこそ優秀な放送作家の存在が必要なこともわかる。
テラスハウスにもそういうスタッフがいるのだと思う。
ここ最近の、撮れ高を求めた流れが生み出していったのが、『安心したい視聴者』だと思う。
番組を見て、自分は比較してまともである、この相手になら正論を言える、この相手なら批判できる、といった感情を抱ける視聴者。
花がこの世からいなくなったのは、SNS上で粘着し彼女の行動を批判した視聴者の所為だという意見が多く見られる。
ほんとうにそれだけ?って思ってしまった。
じゃあ、その視聴者を生み出したのは誰なの?
SNSの使い方は気をつけなさいって結末になるのだろうか?
分別をつけながらテレビを見なさいって話に帰結してしまうの?
心覚20200512:真面目系クズには向かない職業
いきてます。
■真面目系クズには向かない職業
10年間ぐらいずっと髪切ってもらってる美容師さんと連絡してて、いまリモートワークなんですよぉ~って送ったら『そういうのめっちゃ向いてなさそうですね!!』ってレスきてビックリしたんだけど、まさにそうなのだ。
僕は自他共に認めるなかなかの真面目系クズで、この度いかに『他人』という存在が自分を真面目に仕上げていたのだと痛感していたところでした。
真面目系クズ、というのはだいぶ昔流行ったネットスラングなのか何なのかもうよくわからないですが、ぱっと見は真面目に見えるのに根がクズな人を指す言葉です。
そもそも僕は順当に生真面目な部分もあり、リモートワークが始まってからオフィスで働くときと同じようなパフォーマンスを出してない(気がする)自分にめちゃ自己嫌悪を覚えながらものんべんだらりと働いていたのでした。
たぶん、会社の人と必要最低限しか話さない点とかも、状況が把握しにくくて仕事のパフォーマンスがきちんと出せてるのか確認できないみたいな部分もあったのかなと思います。
GW明けに上司にポロリって話したら、ていうか、そもそも会社と同じパフォーマンス出して貰うこと期待してないし別にいいよ!!たぶん他の人もっとダラダラしてると思うよ!!って言われてなんかちょっとスッキリしました。
スッキリしちゃっていいのか!?
まぁ、考えたら、環境に適応するのに時間かかる方だし、この働き方に慣れるのにも時間かかるんだろうなぁと。
ブログとかで意識高そうな方々が紹介してるリモートワークハックも、どれもこれも鵜呑みにせずに自分の真面目系クズ属性に親和性のあるものをよく取り入れてます。
逆に、程よく気を抜いて働ける期間なのかもしれない…と思いながらなんとか自分を保つようにしました。
ほどほどにがんばれ!
■自律に役立つことたち
①情報の取捨選択
なんか、テレビとか延々と同じこと言うし不安を煽る割には見る習慣がつくとダラダラ見てしまうなと思い、テレビは基本見なくなりました。
朝ドラ『エール』と『野ブタ。をプロデュース』の再放送のみ観てます。
その代わり、ほぼ毎日友達や家族に電話するようになり、ニュースのハイライトはそこで聞くようになりました。
SNSも、自分の近くの人ですらユーモラスに居れない事態なんだったら接し方を考えた方がいいなと思うようになり、今だけ自分なりに距離感を保ったり見たくないものを見ないようにしてます。
②音楽
主に仕事中、当初は無音の方がいいかなと思ってたのですが途中から案外音楽がある方がいいなと気付き、iTunesのRadioステーションで『トゥデイズK-POP』というチャンネルを終始流してます。
無音でやってた時は一度集中が途切れてしまうとそのまま切り替えができないことが多かったのですが、音楽を流していると曲が切り替わるタイミングでハッと我に返ります。笑
1曲3~4分程度という長さもちょっと休憩しようかな~みたいな目安にいいです。
K-POPは日本語の歌の様に歌詞がスッと入ってこないことがまず良いのですが、同じジャンルだけでなく往年の名曲や最近のヒットなどいろいろな曲調が流れる方が僕は集中できます。
『トゥデイズK-POP』チャンネルは知ってる曲と知らない曲が僕にとっては程よい塩梅(どちらも多すぎても少なすぎても嫌)で気に入ってます。
視覚情報や音声情報については結構みんなそれぞれ聖域みたいなものがあると思うので、自分にとって丁度いいものを探求してみると良いと思います。
③食事
お腹すいた時に食べるようにするといろいろとだるだるになるなと経験則からわかっていたので3食かっちり決まった時間に決めた量を食べるようにしてます。
お腹すいた時に食べるもの決めると食べ過ぎたり高カロリーなもの選んじゃったりしませんか?しません?僕はします。そして、翌日とかに昨日はあんなもの食べちゃったから今日はちゃんとしたもの食べないと…でも冷蔵庫になんもないけど!ウワア!みたいになっちゃうのが嫌!!
料理すること自体も結構、気分転換になりますね。
➃甘やかし
なんかもうリモートワークとしてちゃんと働くことができなくて当たり前…みたいな空気に自分でもなりつつあるので、今日は15時までにこれ終わらせる!!そしたら後はTWICEのライブDVD見ながらやってよし!とかで自分を何とか保ってます。
僕はあんま甘いものとかお酒がご褒美にはなりにくいので、仕事中絶ってる視覚的な娯楽をご褒美にしてます。
毎週10話ずつ配信されてるセーラームーンもこれで徐々に見てます。(30代・男性)
⑤フロー状態を逃さない
なんでか知りませんが時折オフィスで働いてる時以上に仕事に入り込める瞬間があり、何かの本でそういう感じの状態をフローと呼ぶのだと読んだ覚えがあります。
こうなったらもうこっちのもんと、昼休みや定時は関係なくとりあえずフローが続く限りバリバリやって、翌日はまただるだるで働きます。
いや毎日フローなれよって思いますよね?僕も思います。思ってますよ!!
■そして
人間、適応力と適度な妥協が大事だなと思います!がんばれ!
あの、スーパーのレジ打ちの人とビニール越しにコミュニケーション取る度にやばいな…今凄い異常事態だ…って思います。
はやく今までみたいに毎日出勤したり週末には友達に会えるようになるといいな~
でも、案外自分が家に延々と居れるタイプの人間だとも気づけたのでこれはこれで良い機会なのかも。
よくねーよ!!
ドラマ20200331:愛の不時着
みなさんこんばんはおひさしぶりです。かろうじて生きています。
昨今の諸々で行きつけのスーパーで鶏肉が買い占められており、鶏肉のことばかり考えています。
星野博美のエッセイで、鳥インフルエンザが流行った頃に香港の人々が、自分たちがどれだけ鶏肉が好きだったかと気付くエピソードがあったのを思い出します。
そんなこんなで最近はそこそこに暇を持て余していてどうぶつの森なんかをやりながら過ごしているのですが。
安定のネカマ
韓国ドラマをちょいちょい観るようになりました。
最初はチョン・へイン目当てで『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』を観ていたのですが、結構ストーリーが辛い(主人公が仕事でしんどい思いをして年下の彼氏に癒されつつその恋愛は家族からはバチボコに反対される)上に起伏が乏しく、ドラマ自体は面白いのですが一気見に向かないため途中からおすすめに出てた『愛の不時着』を箸休めに観ることに。
雰囲気が違い過ぎてだいぶずっと気づいてなかったのですが、主演女優が一緒なんですね。
あと、『よくおごってくれる~』の主人公の親友役も『愛の不時着』のレギュラー役で出てます。
ただ、この『愛の不時着』があまりにも面白すぎて箸休めどころか寝食と仕事を削るくらいにハマり、一周目を一気見した後に興奮が冷めず二周目を観て、これから三周目を観ようとしています。
二周目中に、新しく配信された『梨泰院クラス』も観たのですがこちらはあんまりしっくりこず中盤で放置、『愛の不時着』三周目に入らせていただきます。
1話1.5時間前後、全16話あるので全話で約24時間ほどあるのですが、もう秒です。
うちの母親に教えたら、ハマりすぎて3日で観終わりました。
同じ放送局のドラマではありますが、約3年前の『トッケビ』の成功をかなり参考にした構成なのかな、と思いますが
①主人公ふたりはどう頑張っても将来一緒になることはできない設定
②主人公達の願いを叶えることイコール主人公達の別れとなる
③準主役達の悲恋
➃現実が舞台ながらまぁまぁにファンタジー
あたりはかなり『トッケビ』ぽさがあります。運命の恋だし……。
『愛の不時着』のストーリーとしては、韓国随一の財閥の令嬢である韓国人セリはパラグライダーの事故で北朝鮮に不時着してしまう。そんなセリを発見した北朝鮮の軍人ジョンヒョクはセリに弱みを握られ自宅に匿うことに。果たしてセリは無事韓国に帰ることができるのでしょうか——?という感じです。
絶妙に魅力が伝わらない投げやりなトレーラーです。
この物語の魅力はストーリーライン以上に登場人物なのかなと思うので、登場人物紹介もします!
■ユン・セリ
韓国随一の財閥の令嬢でありながら、家族に疎まれ自分で会社を興し成功させている。
不出来な兄たちを差し置いて財閥の跡取りに指名されるが、その日にパラグライダーの事故で北朝鮮に不時着。
セリの魅力がこのドラマをかなり面白くしているなぁ、と思うのですが、あまりメソメソせずにやるべきことをしっかりやる、借りはきちんと返す、社長ならではの人の見極めや人心掌握術を持っている、など、財閥令嬢という設定ではありますが所謂箱入りなお嬢様キャラではなくかなり自立した女社長キャラです。
お嬢様のセリが北朝鮮の文化に馴染んでいったり、北朝鮮の人々に受け入れられていく姿は序盤の一番面白いパートだと思います。
北朝鮮の文化やエピソードについては脱北者の方々にインタビューをした上で描かれているそうで、そこそこにリアルらしいです。
現実はもちろんもっと殺伐としてるんでしょうが……。
■リ・ジョンヒョク
身分を隠して軍に入隊しているが、正義感が強く正直かつゴマすりが下手なため昇進しない北朝鮮の軍人。その実、総政治局長(国の中でキム一家の次くらいに偉い役職)のひとり息子であり、スイスの音大に留学していたが兄の事故死により北朝鮮に帰国、兄にかわり軍人として勤める。
兄の事故死の真相を調べるうちに、セリの存在を知ったチョルガンと対立する。
このドラマの面白いところは、主人公ふたりがどちらも特権階級でありながら、それぞれの条件でその階級が基本的には無効化されているところにあると思います。
ジョンヒョクはぱっと見普通の軍人(の割に金回り良すぎないか?って思うが)ですし、セリは韓国なら上位1%の富裕層なのに北朝鮮では一文無し。
セリに弱みを握られているという部分はあるにしろ、北朝鮮に不時着したセリの身の回りの世話をし、闇市でセリの必要な物を手に入れ、料理を作る姿が最高にかっこいいです。
また、韓国出身のセリのために北朝鮮では手に入りにくい物資を手に入れたりコーヒーを淹れたりめちゃホスピタリティが凄い。
■ソ・ダン
ジョンヒョクの婚約者で、北朝鮮唯一(なのかな)のデパートを経営する母親がいる。
ロシアに留学していたが、帰国しセリの存在について訝しむ。
ジョンヒョクとの関係が上手くいかないと感じる中、スンジュンを匿う。
BLACKPINKジス似のちょっとキツ目美人です!かわいい!
ジョンヒョクのことが好きなのにジョンヒョクには振り向いてもらえないちょっと切ない存在。
時にコメディ役、時に悪役、時に準主役としてロマンスと盛りだくさんな存在です。
■ク・スンジュン
詐欺師で、セリの兄であるセヒョンから1000億ウォンを投資詐欺で騙し取り国外逃亡、韓国人から身を隠すのには世界一安全とされる北朝鮮に潜伏する。
実は、セリの過去のお見合い相手であるがフラれている。
セヒョンに見つかりそうになるタイミングで北朝鮮にてセリと再会。
準主役ながら序盤の悪役ぽいポジションですが、徐々にダンが気になる存在に。
お調子者でちょっとムカつく役です。でもイケメン。笑
■人民軍第五中隊のみなさん
勤務中に飲酒をしていたチス、地雷を踏んでしまったジョンヒョクと共にいたグァンボムは不審者であるセリを目前にして逃し、韓国ドラマを観ていたジュモクとホームシックで泣いていたウンドンはセリの存在に気付かず見逃し、それぞれの理由でセリに弱みを握られる。
セリが捕まり上記がバレたら彼らも不名誉除隊となるためですね。
ジョンヒョクと共にセリの身を隠し、世話をしながらセリを韓国に帰す手伝いをする存在。
コメディ要員その①です。なんだけど泣ける場面も多いかも。
特に韓ドラファンでありチェ・ジウのファン(セリを見逃した時は『天国の階段』を観ていた。笑)のジュモクが韓ドラから得た韓国知識で状況をおかしくしていくのがかなり面白いです。
かなりコメディ寄りの存在ですが、重めの北朝鮮という舞台を明るくしてくれてる存在です。二周目以降は彼らと後述の村のおばちゃんばっかり見ちゃう。
■チョン・マンボク
セリの存在を怪しんだチョルガンからジョンヒョクの家の盗聴を命令された耳野郎(怪しい人を盗聴、監視する仕事)。
盗聴するうちにジョンヒョクやセリが決して悪人ではなく怪しい存在でもないと感じ始める。
ジョンヒョクの兄と親しい仲だった。
耳野郎の正式名称なんていうんだろうか。耳野郎は蔑称です。
悪役に近いポジションではありますが、序盤は結構ほっこりする存在です。
また、後半に思わぬ活躍をするので結構重要人物なのかも。
■村のオンマ達
大尉の妻であり村の権力者ヨンエ、村の人民隊長であるウォルスク、ヨンエの側近のオクグム、マンボクの妻のミョンスンその他。
村のアイドル的存在であったジョンヒョクの家に転がり込んだセリの存在を当初は敵視するが、徐々にセリの知識やセンス、人心掌握術に絆されていく。
コメディ要員その②です。ですがこっちも泣ける。てかこっちのが泣けるかも。
序盤こそ、停電の際に村の権力者ヨンエにテレビを見せるため自転車で発電する側近…などぶったまげエピソードが多いですが、セリとジョンヒョクのゴタゴタによる影響に右往左往しつつおばちゃんとしての強さを発揮する彼女らはこのドラマの見所のひとつです。
■ダンの母親、叔父
ダンとジョンヒョクの結婚を急かすダンの母親ミョンウンと、ジョンヒョクとも繋がりのある軍上層部所属のミョンソク。
ミョンウンは平壌一のデパートを経営する実業家。
コメディ要員その③といった感じですが、中隊や村のオンマ達が北朝鮮の平民の暮らしを描いているとしたら、彼らは北朝鮮の上流階級の暮らしを面白おかしく描いています。
北朝鮮ではよく停電があるため、富裕層の家にある冷蔵庫は飾りでクローゼットとして利用している、など面白エピソードが多い。
ふたりともどっかで見たことあるな!って思ったら、両方とも映画『パラサイト』にメインどこで出演してます。
■チョ・チョルガン
保衛部所属の軍人ながら野心家で、副業で様々な犯罪行為を行っている。
大金を貰いスンジュンを匿っているのも彼。
正義感の強いジョンヒョクを疎ましく思い、セリを利用してジョンヒョク一家を破滅させようと企む。
物語の進行に伴い悪役は入れかわり立ちかわりという感じなんですが、この人だけは一貫して、終始悪役です。
一応ジャンルはラブコメディなので、メインどころはみんなどこかコメディな側面がありますが、もうそういう部分もなく悪役。笑
ただ、最近は悪役にも事情があって…みたいな作品が多いので逆に気持ちいかも。
■セリの家族
画質……みんな揃った良い画像がありませんでした。
セリの実力を唯一認めているセリの父、婚外子のセリとは血が繋がっておらず複雑な関係の義母、アホな長男セジュン、間抜けな次男セヒョン、そして長男次男それぞれの嫁たちという感じです。
特に次男セヒョンは狡猾な嫁の言いなりで、終盤までセリの邪魔をする存在です。
この次男夫婦も終始悪役という感じですね。
韓国では冷たい存在だったセリが北朝鮮で人の暖かさに触れる、というのがドラマの主軸ですが、セリの人格形成に大きな影響を与えているのが義母の存在です。
義母とのエピソードも注目ですね。
だいたいこんな感じです!
主軸のセリが帰国できるか、ジョンヒョクはセリの秘密を守り通せるか、という所もかなり面白いのですが、北朝鮮の人々の生活や文化、韓国とのギャップなども相当な着目ポイントです。
いろいろ都合良いな!と思う所もありますが、まぁそこは韓国ドラマですし、そもそもファンタジー気味なテンションで観るといいと思います。
そもそも現実に即してたら1話でセリは射殺されて2話でジョンヒョクは強制収容所行きでドラマ終わると思います。笑
『トッケビ』の時も、もうネタが尽きたと思われていた韓国ドラマに鬼と人間のラブストーリーをぶち込むか!という感じで話題になりましたが、今回は『トッケビ』より身近な題材ながら設定の妙を活かした超良作でした。
設定の妙はあるけど、そこに胡坐をかかず丁寧な人物描写や壮大なストーリー展開があり本当に韓国ドラマの底力を感じます。
『愛の不時着』について、放送中は韓国内の保守派から『敵国である北朝鮮を美化して描いている』という声があがり、現在は北朝鮮からも『北朝鮮という存在を商業利用している』と声明が出され(韓国のドラマ観ていいのか?笑)ました。
もちろん、それぞれの立場があり、それぞれの見方があるのでそういった解釈をすることはできると思いますが、個人的にはあくまで北朝鮮を舞台装置として使っているのみで、政治体制などに対する批判など現実的な側面を極力消していて見やすかったです。
かなりセンシティブな舞台だからこそ、明るいコメディ調のシーンを多くしていたのかなと思います。
『愛の不時着』の視聴については、2020年3月現在ではNetflixのみで配信しています。
もともとテレビ局がドラマ等をネット配信していたりWebドラマが盛んな韓国では当初Netflixはかなり苦戦したそうですが、現在はかなりコンテンツが充実してますのでおすすめです。
最後に、『トッケビ』でも良かったOSTですが、いくつかおすすめを紹介します。
ドラマ序盤の映像が流れるので、ネタバレが嫌な人は中盤まで視聴した後に見る方がいいかも。
Davichi - Sunset
[MV] Davichi (다비치)_ Sunset (노을) [Crash Landing On You 사랑의 불시착 OST Part.3] [Eng]
LOENエンタのDavichi!
Flowerよりこっちのが主題歌っぽい感じするかも。
どれが主題歌なのか微妙な感じですが。
Yerin Baek - Here I Am Again
[사랑의 불시착 OST Part 4] 백예린 (Yerin Baek) - 다시 난, 여기 (Here I Am Again) MV
元JYPのペク・イェリンです。声が最高!
OSTの中でもかなりお気に入りの一曲。
IU - I Give You My Heart
아이유(IU) - 마음을 드려요 (사랑의 불시착 OST PART.11) / 가사
天下のIU、この曲がOSTの中では一番ヒットしてるかも。
その他、Produce101 S1出身のキム・セジョンやS2出身のキム・ジェファン、10cmやCrush等かなり豪華な面子ですのでOSTにも注目してみてください。
はい、じゃあ僕は引き続き三周目観ます!
みなさん身体に気をつけて!それでは!
雑記20200213:とても幸せな淋しさを抱いてこれから歩けない 私はもうあなたなしで
年末からばたばたといろいろなことが決まり引っ越したりなんだり忙しくしてました。
新居のネット環境が整ってなくて、カムバとかもあまりしっかりチェックできずブログも少しお休みしてました。
最近のことをすこし。
■食・住のサブスク
地元に戻り半年以上を実家で過ごしまた東京に戻ってきたんですが。
僕は買い食いとかもしませんし地元では移動もほぼ100%チャリだったので結構ビックリするくらいにお金を使わなかった数ヵ月だった。
いざ東京に戻ってくると、当たり前なんだけど、電車移動で数百円チャリンチャリン食材買ったら数千円チャリンチャリン家賃おいくら万円チャリンチャリン水道光熱費それぞれ数千円チャリンチャリンキッチンハイター数百円チャリンチャリン寝具いくらいくらでチャリンチャリン~と衝撃的にお金使うようになってなんか地味にビックリした。
そうか東京ってこうだよねみたいな。
あとまぁ東京居るとちゃんとした格好しなきゃちゃんとした顔してなきゃちゃんとした生活してなきゃと意識高まってそれでまたお金使うよね。
昔はその東京にいる時の『ちゃんとしてなきゃ』みたいな気持ちの強さに結構負けそうな時期もあったし、東京向いてないんかな?って思ったこともあったけど、冷静に考えたらそういう気持ちある方がよっぽど向いてるのだろうか?
一定のお金を親に収めてたらまかなえる実家は食・住のサブスクだな~と思った。
『住』も家賃だけじゃないしな。キッチン用品とかこまごました掃除用品消耗品とか。
東京実家の人は住民税3倍とかにならないかな~って思うくらいアドバンテージ。
■スカーレット
朝ドラの『スカーレット』が本当に良かった。
個人的に、朝ドラ最高傑作かもしれない、と思った。
特筆すべきは伏線の秀逸さで、本当に本当に美しくて素晴らしい伏線の数々に胸を打たれる日々。
最近流行っている、というか『伏線』自体がそうなっちゃったのかな、と思うのだけど、A地点でその時はどうがんばっても理解できない発言とかがあり、B地点でその解説をするみたいなのが凄くある意味『伏線』の主流になってしまったような様な気がしててすごく個人的にモヤモヤしてて。進撃の巨人とかですね。
『スカーレット』は、あぁ、これが『伏線』だよな!という気持ちを思い出させてくれるドラマだった。
だった、ていうかまだ終わってないけど。
序盤ではほっこりして主人公の人格形成に影響するエピソードかな?と思っていたことが終盤で更に別の意味を持つとか。
誰かが繰り返しする発言が、別の人物の存在について大きなテーマになってる、とか。
A地点でも完結したエピソードがB地点で追加の意味を持つとか、新しいエピソードが加わってA地点のエピソードが別の側面を見せる、とか、伏線ってそういうものだったんじゃないかな~とモヤモヤが晴れた気がしました。
観ててすごく気持ちがいいし、『朝ドラ』っていう媒体の利点を活かしまくってる。
脚本の水橋文美江さん、めっちゃ尊敬!
■死後のこと
僕には人生で数回しか会ったことのない伯母がいる。母の姉だ。
それも、物心つかないような時がその数回だったので全く容姿とかも憶えていなくて、存在だけを知っている伯母。
その伯母はなかなかにお金持ちな人と結婚して地元を離れ東京で暮らしている。
子はいない。らしい。
先日、僕の母とその伯母がふたりでハワイに行った。
母もハワイが好きなようなタイプではないし伯母とそこまで懇意だとも知らなかったので驚いて理由を聞くと、『伯母がハワイにお墓を買いたがってる』とのこと。
英語が話せる母は同行を頼まれたそうだ。
生前に自分の好きなロケーションのお墓を買う、というのは余りにも理にかなっていて膝を打った。
そういうものなんだろうか?普通?そうでもないよね?
しかもハワイ。
伯母は特別ハワイが好きなわけではないけど、どうせ子もおらず誰も墓の世話をしてくれないのなら(たぶん本来なら僕とかがしなきゃいけないのだろうね、っていま書いてて思った)パーマネントなケアが付帯した眺めの良いハワイのお墓に埋められたいそうなのだ。
はあぁ。と思った。自分の未来についてである。
ゲイだし、子どもはおろか彼氏すら出来ずにこのまま一生を終える可能性がある。
墓。
今のうちから考えておいた方がいいのかな?
自分の死後のことは全然無駄なお金じゃなくて、逆に安心して死ぬためにかなり重要なファクターだなと気づかされた一件でした。
誰もお墓参りしてくれなくていいから、奄美大島とかのお墓に入りたいなぁ。
バンマ2019
2018年からの大きな流れがあり2019年もいろいろな事があったのですが。
去年気づいた、というか腹落ちしたことは『許し』について。
ばんまは宗教/思想団体的な面でまぁまぁ微妙に複雑な家庭で育ってて、まぁまぁいろいろな宗教やら思想団体の考えみたいなものに触れる機会が多かった人生なのですが。
キリスト教をはじめとするマンモス宗教なんかが『許し』という行為/機能をかなり重要なファクターとして取り扱うのがなんとなくわかったような気がします。
結局、人生のどこかのポイントで詰まりが生じるのは、誰かや何かを許せないからなんだなぁと感じています。
例えばばんまが何らかの理由でAさんを許せないとして、Aさんを許せる条件を挙げるとしたらなんでしょうか。って言ったらAさんが謝罪する、とかAさんがどうのこうの…となると思います。
『許し』っていうのはたぶんそうじゃなくて、対個人のスケールで考えていてはいけなくて。
ばんまがAさんを許したら、Aさんはもしかしたらその経験からBさんを許すことができて、BさんはCさんを許せて…その果てにもしかしたらZさんとばんまが何かがあったときにZさんがばんまを許せるようになる、そういう社会単位の循環なんだなと。
なんかこれ気づいた後あたりから割とかなり生きやすくなった(自分が云々っていうか、なぜか他人から異様に優しくされるようになった)ので、みなさまもぜひ心に留めておいてみてください。
まぁでも、故郷の村焼かれたりとか、どうしても許せないこと、っていうのはあると思います。
それはそれでエネルギーとして保持してればいいのだろうか?
20代までは拡散していたものが、30歳になったとたんに収束していく感じがします。
人間関係とか、考え方とか環境とかが。
まとめフェーズに微妙に入りつつある気がする。
何にせよ、小さくても大切な事柄に気付きながら生きていきたいですね。
良かれと思ってこういう話たまにすると、アムウェイ的なやつにハマったの?とめちゃめちゃ心配されます。
スピリチュアルババアには近づきつつあるかもね!
変わらず、K-POPとコスメ以外にばんまを救ってくれるものはありません。
2020年もよいお年に!
ドラマ20191201:今季観てるドラマ
日本帰ってきてなんか諸々バタついてたのも落ち着いたのでしばらくぶりにドラマを観る習慣ができました。
最後にリアルタイム視聴してたのは『アンナチュラル』だった気がするので2年間ぐらいドラマ離れしてた。のかもしれない。
『なつぞら』は観てたんですが、いまいちモチベ高くなくて飛ばし飛ばしでした。
今季(って言っても期間バラバラですが)観てるドラマは下記3つです。
■時効警察はじめました
■おっさんずラブ -in the sky-
■スカーレット
こう書いたら、別に今季落ち着いたから観始めたっていうよりもともと好きだったドラマの新シリーズが始まったことと、『なつぞら』のおかげでまた朝ドラ観る習慣が出来たってだけかも。
■時効警察はじめました
なんでシーズン2はあんな面白くなかったんだろうね!?って思うくらい今回は面白いですね。
シーズン2は面白くなかったっていうより、エピソード毎にすごいムラがあったよね。
驚くようなトリックや展開こそあまりないですが、ゆるい登場人物同士の掛け合いがいままでで一番良かった気がします。
そもそもがゆるいので今までも特にどれが面白かったかはあんま憶えてないんですけど。
そして、吉岡里帆扮する新キャラの彩雲がすごく効いてた!
序盤はこの面子に新キャラ要るかな?って気持ちが強かったのですが、無趣味な霧山と対比し多趣味な彩雲が時効事件やゲストについての知識を披露する、というファンクションはなるほどな~と膝を打ちました。
吉岡里帆はビジュアルも良いのに演技の幅がすごいというか、根性をものすごい感じさせる女優さんで、最近の女優さんだと松岡茉優に並んでガラかめっぽさのある方ですね。
特にお気に入りのエピソードは小雪がゲストだった第1話で、小雪もちょっとコミカル気味になっちゃうのが時効警察の良さを表しに表しまくってて最高でした。
全8話とすこし短く、来週で終了です。
でもまたしばらくしたらもう1シーズンいけるんじゃないかな!って期待してます。
■おっさんずラブ-in the sky-
こういうバズった深夜ドラマって大概シーズン2でダメになるというか、大概っていうか、主に沢尻エリカ主演の『ファースト・クラス』のトラウマが凄かっただけだと思うんですけど。
おっさんずラブはシーズン1より全然好き!
ていうかあれだけ話題になってもちゃんと作品の魅力を理解して脚本や演出を据え置きにしたテレビ朝日の手腕だと思います。
フジテレビはいつもこういう水モノの人気な理由が『企画』だと思いがちだけど、いつだってヒットの理由は『要素』なんですよね。
シーズン1も企画はもちろん良かったけど、それ以上に脚本×演出×主演(田中圭)のケミストリーが至高すぎたことをテレビ朝日はちゃんと理解してる…
田中圭は本当に凄い俳優だな!!
見てて地頭の良さがわかるというか、器用さの極みみたいなところがありますね。
前述の吉岡里帆もそうなんですが、シリアスな演技の方が演技力の評価に直結してるところがありますけど、浮世離れしたコミカルな演技にリアリティを含ませながら遂行することこそ難しいんじゃないかな?と田中圭を見てると思わされます。
キャストは田中圭と吉田鋼太郎以外は全員一新されましたが、戸次重幸、千葉雄大、佐津川愛美など演技派揃いでドラマの魅力をわかってるキャスティング。
正名僕蔵や広瀬すずにスカウトされた鈴鹿央士、AKB出身の木崎ゆりあなど脇を固める面子もめちゃ良い。
木崎ゆりあはそのうち朝ドラに秋元康枠で出ると思います!乃木坂卒業勢が台頭する前にがんばってくれ!
しっかりシーズン1の魅力を理解しつつ、練られた台詞回しが前作以上にさく裂している点が成功のポイントなんだと思います。
今シーズンも7話くらいで終わっちゃうのかしら?
ただ、おっさんずラブはまたそのうち続編やりそうですよね。
■スカーレット
ここ最近の朝ドラは観たり観なかったが多くて(そもそも海外に居たり勤務時間が合わず見れなかったり時期もあったが)きちんと比較はできないのですが、ここ数年屈指の名作な予感がします!
東京制作の朝ドラが一週間のスケールで話を作るのに対し、大阪製作は1話ごとでも話がなんとなく完結するので見やすい。
そして逆に区切られる方が翌日楽しみになるなって思います。
今日はこうだった!明日はどうなるんだろ?みたいな。
朝ドラのお家芸となった働く女性!まんまのドラマですが、今までの朝ドラの成功した要素を盛り込みつつ、過度に冒険しない造りがすごく好感。
特に良いのはキャスティングで、メインから脇役まで演技派揃いでドラマのリアリティがいちいち凄い。
すげぇなって思ったのは、幼少期の子役から青年期のメインキャストに移る時に、メインキャスト(特に大島優子ですが)が子役のしぐさを引き継いでること。
これは子役が凄いのかメインキャストが凄いのかわかんないですが両方ですかね。
子役、今回めちゃめちゃ良かったですよね?
あと朝ドラあるあるの『3年の時が経ち…』とかの時に衣装とかメイク、セットのみで時間を感じさせるんじゃなくて、役者の演技で感じさせるのが役者すげぇ!ってなりました。
登場人物の関係性がその数年で変化したことを演技で表現してるのよね。すご。
役者がドラマのリアリティを引き上げる、を体現しまくってるドラマだと思います。
毎朝毎朝スカーレットが楽しみで、スカーレット終わっちゃったらわたし死ぬんじゃないかな?って思うくらい生きがいになってしまったドラマです。
26週のうち現在9週目なので1/3ちょい消化した感じでしょうか。
観るなら今からでも遅くないと思うので是非!
しかし、なんか後から一気見してもあんまり面白くないのかも?と感じてます。
毎日1話ずつ観るから良さを感じる、朝ドラらしさ抜群の朝ドラです。
来季は野木亜紀子脚本の『コタキ兄弟と四苦八苦』、ばんまが大好きな山田裕貴主演の『SEDAI WARS』あたりに期待。
あと、大河ドラマって観たことないんですが、『麒麟がくる』は面白そう。
一話が長くて話数が多いドラマってなんとなく挫折しちゃうんだよな!
来季もまだ『スカーレット』があるのでそれだけで生きていけます。