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Epistemicia by Banma!!

バンマのブログ。 Twitter : banmac

バンマ2013

東京から栃木に帰る時は大抵湘南新宿ラインを使う。湘南新宿っていうのに新宿から宇都宮まで行けちゃうんだからJRってほんとすごい。
はゲイだし同じゲイの少ない田舎は好きじゃないしイベントもお店もないしやっぱり住むなら都会って思っていてそれでもなんとなく新宿〜宇都宮の景色は好きである。
赤羽とか大宮を過ぎると一気に背の高い建物がなくなって団地の階数とかも東京の団地とは比べられないぐらい低くなってだんだん二階建ての家より横に広い一階建ての平たい家が増えてくる。畑もバーって広くなる。
自治医大とかまでくるとなんかもうパルテノン神殿みたいな建物がボンボン建ってる。田舎の土地×医療の潤いでなんか自治医大だけはギリシャ。栃木のギリシャ。
そういうの見てると無理に東京住まなくてもいいじゃんって思う。洗濯機回しただけで気違った隣人ババアに怒鳴られたりする狭い部屋より隣家まで500mぐらいある広い平屋建ての家とか住みたいじゃん。
でも無理。絶対無理。田舎ってゲイいないもん。隣家まで500mかけていってもおじいちゃんとおばあちゃんしか住んでないし。おじいちゃんノンケだしさ。おばあちゃんに至っては女だしさ。たぶん一番近いゲイの友達の家とかもめっちゃ遠くて。っていう生活が惨めとか哀しいとかそういう話じゃなくて単純に僕は中野とかのゲイがみっしり住んでて玄関開ければあらこんにちはスーパー行けばあらこんにちはジムに行けばあらこんにちはみたいなのに慣れてしまってきっとそれをやめられなくなってしまったのだと思う。
田舎の景色とかを見てるとたまに思うわけ。いつだか流行った思想団体みたいにさ、ゲイがいっぱいあつまって自給自足の生活とかすれば?って。わーって集まって外に出れないような場所でみんなで農業とかすんの。それぞれ役割とかあって強い人は力仕事して器用な人は料理とか内職みたいなことするのね。食べ物も寝る場所も衣服もあって信仰とかもあるしセックスする相手もいたりして。ってここまで考えてあー無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!!!!!!!
無理!!!!!!!!!!!ってなる。
きっとみんなブランド物とかさ、西新宿のマンションとか、ホームパーティーとかおしゃれな流行りのゲイバーとかさ、大きなハコのクラブイベントとかゲイが沢山集まるジムとか逆にゲイがあんまり集まらないジムとか要るじゃん。
きっとみんなそういうゲイカルチャーを肉付けするものたちから乖離することって出来ないじゃん。それはカリカチュアライズした面白おかしい批判ではなくて単純な事実なんだけど。
僕は実家を出た後に上海に3年住んでそれからずっと東京で暮らしているけれど、大都市っていうのは人を依存させると感じた。だってたくさんの人が密集して住んでいる場所ってそれだけ出会いもある。特にうちらゲイっていうのはゲイっていうだけで繋がれる可能性がある。それってすごく病みつきになるよ。
今年は中野区に引っ越してゲイの沢山いるジムに通うようになって、沢山の人と知り合った。その中には本当に脳内麻薬が出るんじゃないかってぐらい素晴らしい出会いもいくつもあったし、自分の反面教師となってくれるような厭な出会いも少しあった。かれこれそれこれで、もう一生東京からは離れられなくなっちゃうんだろうなーって思った年だった。
沢山の人と知り合ったり、遊びに行ったり、お家に行かせてもらったり、セックスをしたり、イベントに行ったりプールに行ったり、アイドルのライブに行ったり、ジムで話したり道端で会ったり。とても楽しかったしいろいろな刺激を得たよ。
去年までは自分の大きな人生スケールでどう生きてくのかとかをよく考えたけど、今年は沢山のゲイの友達や知り合いを通して自分のゲイとしての人生というスケールで将来のことを考えることが多かった。それだけ東京のゲイカルチャーが身近になって、自分の意識もゲイカルチャーに歩み寄ったのだと思う。
来年はもっと楽しくなるといいな。
今年お世話になった皆様、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。
皆様にとっても2014年が良い年になりますように。

バンマ