雑記20180204:次の電車が通る前に電話が来なかったら
台北に行きました。約1年ぶりに。
1年前は日本の友達とランタン祭りに。
今年はまた別の友達と観光に。
大学1年生の時に台北にはじめて行って、中国語も通じるし飯も美味いし物価は安いし人は優しいしでめちゃくそにハマった僕。
それからは長い休みになれば滞在したり大学のボランティア活動を利用したりサマースクールに通ってみたりととりあえず隙があれば台北に行っていた。
でも社会人になったあたりから他の国に行くようになったりして、なんとなく足が遠のく。
飽きたのかな、なんか行く場所は他にいくらでもあるじゃんみたいな気持ちだった。
あとお金に余裕ができたこともあるのかな、社会人になってパリに行ったときに、世界はまだまだ広い!みたいな衝撃を受けて一国を攻めるより浅くても広くいろんな国に行く方が先かもと思ったのだ。
最近はなんだかすっかり、あの頃自分がなぜあんなにも台北に夢中だったのかも思い出せなくなってた。
去年台北に行ったときはずーっと友達と一緒だったから、なんだかひとりでブラブラする時間が持てなかった。
僕は海外でブラブラするのが好きである。観光地とかに行くより、ただいつも住んでる場所と違う景色を歩いたり違うものを食べたりするだけでわりと満足する。
今回は僕だけシンガポールから、友達は日本から来ていたことから飛行機の時間差があり、最終日に数時間ひとり行動ができた。
とはいえそこまで時間があるわけでもなかったのでホテルの周りを歩く。
途中でドリンクスタンドを見つけて木瓜牛奶を買う。
木瓜はパパイヤ、牛奶は牛乳。シロップではなく果物を牛乳とミキサーでまぜてくれる。
200円しないくらい。
お店のおじさんが一通り作って大きなカップと小さなカップを持ってくる。
大きなカップは商品。
小さなカップは、間違えてつくりすぎちゃったからこれもあげるよ。と笑いながらくれる。
飲む量めちゃめちゃ多いけど。
なんかあんまりこういうの他の国でないなって思って少し嬉しくなる。
会社へのお土産にパイナップルケーキを買う。
ちょっと有名な店がホテルの近くにあるらしいのだ。
お店のおばちゃんがとにかく試食をくれる。
木瓜牛奶も飲みまくった後だったので苦しいけどお構いなしである。
パイナップルケーキを購入すると、これもあげるわ!おまけよ!これも!と店内のお菓子を次々と付けてくれる。
あーなんかこういうのだった気がする、って思い出す。
かつて、自分が台北が好きだった理由。
日本でも中国でもシンガポールでも香港でも他の国でも、なんかここまでお店の人とコミュニケーションを取る国ってあんまないような。
台北は普通に都会なのに、人は下町っぽいのよね。
その、なんかどこでもなさというか唯一無二感が好きだったんだと思い出す。
ぜひ台北に行く機会のある方は、観光地や夜遊びだけじゃなくてただ街をブラブラ散歩してみて。良さがわかるかもね。
歩道も広くて整備されてるし、車も比較的安全運転だし。物価も安くて食べ物も美味しいから買い食いも楽しいし。
どこで食べてもだいたい美味しいから、有名なお店に行くより見かけたお店に行く方が楽しかったりする街です。
僕も、今月からはもっと近くなるから頻繁に行こうと思います。
なんか、忘れてたことを思い出せてうれしい旅行だった!
明日からはほどほどに現実に戻ります。