Epistemicia by Banma!!

バンマのブログ。

雑記20200706:夢がいつかは叶うのなら今はバラバラの破片でいい

■ゲームの王国

エムネとBigHitエンタによる新しいオーディション番組であるI-LANDを見ている。

放送前からエムネらしい悪評がある番組だったが、本放送を見て、これは韓国で炎上しなかったのだろうか?と疑問に思った。

莫大な金がかかった大掛かりなセットに比べ、システムがかなり稚拙なのである。

1話に関しては、ひとりひとりがパフォーマンスをした上で、練習生同士が挙手による投票をする。

お互いへの投票で票数の多い上位12人のみが先に進めるという仕組みである。

もちろん挙手なので自分が誰に投票したか、或いはしなかったかはわかるし、順番に関しては序盤が有利で後半は不利になる。

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2話目以降もお互いへの投票により脱落者が決まっていく。

『キャットアンドチョコレート』というゲームを思い出した。

場札や手札にまつわる自分のアイデアを披露するカードゲームで、対戦相手からの投票で各回の勝ち負けが決まる。

もちろんルールにより様々な配慮がされているが、政治的な意味で投票を行わなくてはいけない場面が発生しがちなゲームである。

また、個人的な感情も投票には作用するだろうし、場の空気も大きい。

面白いゲームだし初対面の人同士でやるのには向いていると思ったが、力関係がある人同士では100%楽しみにくいかもしれないと、個人的にはあまり好きではないゲームだった。

ただ、違和感を覚えつつも、そもそもアイドルのデビューというのは政治的な要素がかなりあるものではないのかなとも変な納得もしていた。

そういう理不尽も越えていかなければいけないし、自主性というか、お互いの政治的なやりとりについても一つの課題として描いている番組なのではないかと思うし。

まぁでもやっぱりそれにしても、挙手じゃなくて良くない?って思ってしまうけど。

これはあれなのだろうか。Produce~シリーズの件があってこうなってるのだろうか。

ここまで影響してしまうProduce~シリーズの罪よ。 

 

■ガールズルール

上記『キャットアンドチョコレート』は、友達と集まった時に自粛期間中に買い集めたボードゲームをやろうと言い出した子がいてやった。

『キャットアンドチョコレート』は気に入らなかったけど、その後やった『ニムト』というゲームはすごく気に入った。

1~104の数字がかかれたカードを手札と場札に分け、場に一枚一枚出していく…というものだが説明が少し難しいのと実際にやらないと面白さがわかりにくいので調べてやってみて欲しい!

このボードゲームアリーナというサイトでオンライン対戦ができます。

boardgamearena.com

なんか怪しげなサイトですが大丈夫です。

ニムトは、脳の使用する箇所がトランプゲームの大富豪に似ている気がする。

ゲームとしてもカードの引きや場に関する運、実力や記憶力が介在する度合い、逆転要素のあり方などが似ていると思う。

僕は病的に大富豪が好きで、ちょっと引かれるくらいにいろんな場でやりたがる癖がある。

ルールは7渡し/8切り/10捨て/11バック/革命あり/階段あり/階段革命あり/両縛りあり(片縛りなし)/スぺ3あり/都落ちあり/スぺ3,ジョーカー,2(革命時は3)あがり禁止、あたりが一番ゲーム性が高いと思っていて好き。

 結局、ルールがガチっとしたゲームの方が好きなんだと思う。

いろいろな人とそういう好みの話をしていて、『キャットアンドチョコレート』の様な審査基準がふわっとしたゲームを好む人は『勝った瞬間』にやりがいを見出しているのではないかとひとつの結論があった。

僕は、どちらかと言えば負けた瞬間のくやしさの方が強く、勝つことに関しては当たり前だと思う節すらあるのであまり大きな喜びは感じない。

ルールがふわっとしたゲームは負けた時の曖昧さにモヤモヤしてしまうのだと思う。

しょうもない人間だな~。

 

おわり。