雑記20180531:悲しい出来事があると僕は一人で夜の街をただひたすら歩くんだ
なんか最近特別書きたいこともなくただ怠惰に生きてます。
引き続きK-POPにハマってます。ずっとK-POP聴いてK-POP見てます。
それからiHerbにハマってます。二週間で5万ぐらい買い物してる気がする。
こんな良いものなんでいままで誰も教えてくれなかったの!
きっとそのうちiHerbおすすめババアブログ書きます。
iHerbのおすすめ商品あったら教えまくってください。
今日に限って言えば青山テルマの新曲にハマってます。
青山テルマ - 世界の中心~We are the world~ (Music Video)
明日には飽きてそうだけど。
この曲についてブログ書こうとしたけどなんかバカバカしくなってやめました。
テルマそんな楽しそうじゃないとこがまた良いな……。
なんか韓国語の曲ばっか聞いてると脳みそが日本語を欲するのか最近めっちゃ本読んでました。
特によかった本紹介して寝ます。
え……なんかちょっとブログっぽいブログ……。
もともと僕は物語らしい物語がないと本を読めなくて、あんまり著名人の日常みたいなエッセイと、ある事象に対するルポはちょっと苦手だったんですが。
小野一光の『家族喰い 尼崎連続変死事件の真相』がすごく良くてちょいちょい読むように。
ただやっぱ社会派すぎるのは苦手~みたいな部分はあり。
ちょっと読むのに覚悟が必要ですがおすすめです。。。
星野博美は僕が香港に移住する前に香港に関する書籍を探していたら『転がる香港に苔は生えない』という本を発見。
読んだらめちゃめちゃ面白い。しかも大学の先輩だったことが判明。それですっかりファンになってしまい先日のkindleセールで他の作品も読み漁ることに。
分厚いけど読みやすい。何回も読み返してます。
この人のルポ、エッセイは物語色が強い(誇張しているとかじゃなくて感性が非常に良い上に文章力がすごくある)ので僕みたいに苦手意識ある人でもハマると思います。
前置きがめちゃ長くなってしまったのですが日本で言う江戸時代前後に、日本へ布教に来たキリシタン達、もしくは日本のキリシタン大名なんかについて資料を紐解き歴史をなぞるルポです。
ただ、キリスト教の布教はもちろん日本でも禁じられていた時代があり資料が壊滅的に少ない。殆どが処分されている。
ということで本人が現地にも赴く。最終的にはスペインまで行っちゃう。
同時にリュートを習ったり免許を取ったりするエピソードが合間に挟まるので読みやすい。
日本史でも世界史でも正直著名人物の名前とか出来事とかサラって勉強するくらいなのかなって思いますが、当時のキリシタン達の情熱を紐解いていくと本当に目の奥が熱くなります。
単純に読み物としても教養としても面白いし、歴史の中で知ってて損はないパートだとも思います。
■十五の夏 / 佐藤優
僕は当時小学生か中学生とかだったので全く覚えてないんですが、鈴木宗男事件に関連して逮捕?された外務省の方だそうで、年上の人は名前に憶えがある人もいるみたい。
特に他の著書を読んだりしたわけではないのですが内容がとにかく気になり発売後、即買って即読み。即読了。
現在60近い佐藤優が15歳の頃、つまり当時はまだロシアはソ連で、ドイツは東西に分かれてた頃。高校の入学祝いとして中東欧とソ連を一人旅することに。
読む前はお家が裕福なのかな、、と思ってたけどそんなことはなく。両親はこれが当人の人生を変える旅行になると一念発起して送り出す。
流れとしては飛行機に乗り一度カイロ空港で乗り継ぎ中東欧入り、そこから列車や飛行機で各国を移動し最終的にソ連へ。ソ連の各都市(現ロシアの国だけでなく現ウズベキスタンなどの中央アジアも)を回り船で日本へ帰国。
ひとつ良いところは本当にこの人は文章が上手で、何十年も前の話なのに今目の前で舞台が展開されてるように描写されているところ。料理なんかについても細かく書いてあって同じ社会主義圏でも違いがあることが良くわかる。
ただもともとが連載だったからか重複する描写も多いです。
もうひとつ良いところはもともと佐藤優が持ち合わせた人間性によるのだと思うけど、旅先での人とのふれあいがすごく良い。飛行機で隣の席になった家族、ホテルで出会う人、レストランで相席した人、観光地で会った人、空港で会った人。もちろん優しくされるだけじゃなくて冷たくされることや酷い目に合うこともある。でもやっぱ暖かい人との出会いが多くてだんだん読んでるうちに感情移入してきてモスクワの空港での出来事なんかはめちゃくそ泣いてしまいました。。
特に当時のソ連は資本主義圏の人間との交友を基本的に禁止していたため、人と知り合っても一線を引くような対応をされてしまう。そこを超えるか超えないかの狭間にまで来てくれた人達とのふれあいの暖かさ、、
読書の醍醐味のひとつに『追体験』があるなと思います。
何十年も前の社会主義圏をひとりで旅行する体験を追体験できる本っていうだけでもはや読む価値があると思う。
ちなみに僕のバイブルの米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』も併せて読むと時代背景の理解ができていいかなと思います。
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の方がドラマチックな展開は多いです。少女時代の在プラハソ連学校の思い出と、大人になって当時の学友を訪ねて昔の謎が解明される、みたいな構成なので。
『十五の夏』はちょっと残念なのが著者が疑問に思った部分が解決されないことがあったり、これはその後どうなったんだろう?と思う部分がちょいちょいあるところ。
それでも単純な旅行記としては十分に面白いです。
■岡崎京子
なんか今更語るものでもないのかなと思うので多くは語りません。。
バンコクから帰って唐突にハマって全制覇する勢いで読みつくしました。
特に好きだったのは
ベタですがリバーズ・エッジ
もともと好きでしたがpink
危険な二人。チワワちゃんに入ってるエピソードも良かったな。
あとUNTITLED。
しかしまんべんなくどれも何回も読み返してる。
もう読むものなくて岡崎京子みたいな漫画が読みたい!って調べてるけどなかなかないのね!
とにかくずっと読んでる。
そんな感じ。ちゃんちゃん。