雑記20201215:地下鉄の中だって過去よりも愛して
韓国人の知り合いと話していて、面白いなと思うことがあった。
かつて韓国では、ゲイの間で爆発的に流行った香水、というかデオドラントスプレーがあり、人とすれ違う時にその匂いがしたら『あ、ゲイだ』と思ってしまう時期があったそうだ。
僕は実際に見たわけではないのでわからないが、韓国のゲイは比較的こざっぱりした格好を好むため見た目ではノンケと判別がつかないことも多いという。
不思議だな、と思うのが、同じ匂いの香水が同じ文化圏で流行るということ。
自分自身、香水はあまり人と被らないものを選んでいるし、もしよく会う友達が偶然同じ香水を使っていたらこっそり別のものを使い始めると思う。
周りの人だってそうだと思う。
女の子でも、おそらくシャネルのチャンスだったと思うけれど、友達同士で被ってしまったから新しいものを買おうかな、という話をされたことがある(被りが嫌ならそんなメジャーなやつ使うなよって思ったけど)。
そのデオドラントスプレーの匂いは、別に目印とかでつけているわけではなくて皆がつけているからつけている、というような類の流行り方だったそうだ。
理解できないというより、不思議で、面白いと思う。
もしかしたら日本にもそういう時代があったりしたんだろうか。