K-POP20191201:2019年11月カムバまとめ
今またノリに乗っているパク・ジニョンが突如カムバしました。
突如っていうか自分とこのアイドルよろしく楽曲イメージやティザーを公開しながらだったのですが、餅ゴリ(パク・ジニョンの愛称?通称?笑)が餅をつく画像などかなり話題に。
ミュージカルのような曲もWho's your mama?の時のようなアメリカ!!って感じで楽しいですね。
餅ゴリの表情演技がすごいな。
박진영 (J.Y. Park) "FEVER (Feat. 수퍼비, BIBI)" M/V
共演してる女性はチョ・ヨジョンという『ロマンスが必要』や『パラサイト 半地下の家族』などに出てた有名な女優さんです。
名前思いだせないけど、日本にもこういう系のお顔の女優さんいるよね。
11月の刺さった楽曲!!
男性3位
GOT7 - You Calling My Name
GOT7 "니가 부르는 나의 이름(You Calling My Name)" M/V
前述のパク・ジニョンが作詞に参加している楽曲です。
TWICEのFeel Specialに続きファンに向けたメッセージソングで、メロディアスな仕上がりです。
まず叙情的なメロディと歌詞がとにかく良いのですが、GOT7のビジュアル的にも実力的にもめちゃめちゃマッチしてるところも相まって仕上がりが最高。
女性3位
IU - Blueming
JYPが逃した魚代表、IU。
ここ数年のIUの囁くような歌い方がイマイチ苦手だった(歌うまいんだから思いっきり歌えよって思ってしまう)んですが、あれも歌がうまいからこそ映える歌唱法なんだと最近気づきました。
今回でも囁いてるとこもあるけどちゃんと歌ってる部分も多くていい塩梅!
そしてMVが毎回とにかく可愛い。
男性2位
EXO - Obsession
紆余曲折を経て安定した8人活動体制から、シウミンとギョンスが兵役となり6人活動となりました。
ソロやユニットはあったものの、グループとしては1年ぶりのカムバ。
SMのグループはJYPとかYGよりカムバの頻度少ないですよね?
しかしめちゃ安定感のある良曲。
EXOは優等生の集まりっぽさがすごいというか、毎回のコンセプトの消化具合がすごいと思う。
この6人だとシュっとまとまってて特にこういうダークなコンセプトが似合いますね。
自然消滅しつつある超能力設定を彷彿とさせるMVも好き!
女性2位
MAMAMOO - HIP
実力派のグループが実力派にしかできない曲を歌うってとてもいい!
他のガールズグループとは一線を画し今までもかなり独自路線で来てたママムーですが、ここ最近はほんとうにママムーにしかできない!をやってると思います。
ちょい残ししてたガールズグループらしさを、いい意味で捨てた感じ。
確固たるファンダムを確立できた故なんでしょうね。
ママムーなぜかitunesですぐに配信されないのだけ何とかして欲しいかも。
男性1位
CIX - Numb
CIX (씨아이엑스) - 순수의 시대 (Numb) M/V
CIXはほんとうにクオリティ高いグループ!!!!!
S2出身者所属のグループだとTOPで好きかも。
デビュー曲からかなりペ・ジニョンのために世界観作りこんでる感はありましたが、今回もペらしさ溢れる儚くも力強い曲ですね。
後半の転調とか、ペ~~~~~~~~~~!!!??ってなっちゃうね。
宝石箱出身の2人はじめ、ペ以外のメンバーも伸びしろありげで今後めちゃ期待です。
女性1位
(G)I-DLE - LION
(여자)아이들((G)I-DLE) - 'LION' Official Music Video
もう続きが作られることはないであろうProduce~シリーズですが、現時点でシリーズ通して最強の成功者はチョン・ソヨンなのではないでしょうか。
少なくともS1出身だと1番だと思います。
最後は才能がものを言う世界なんだな、っていうのをゴリゴリに教えてくれるのがもはや気持ちいい。
ほんとうに良い意味でアイドルらしさが無いというか、新人だからこういう曲でいくべきとかガールズグループはこうあるべきみたいのをただただ無視して、確固たる世界観がある実力者でないと表現できない楽曲をチョン・ソヨンはぶっこんできててすごいですね。
全然アイドルとか興味ない韓国人の友達もQUEENDOMは面白いって言ってたので見たい!
12月注目のカムバは…
3日 U-KWON(Block B.所属)
4日 パク・ジフン(Wanna One出身)
4日 CL(2NE1出身) ※4日から毎週2曲ずつ楽曲発表
6日 JBJ95(Produce101 S2出身 髙田健太、キム・サンギュン所属)
9日 Stray Kids
10日 ペク・イェリン(15&出身)
12日 キム・ジェファン(Wanna One出身)
IZ*ONEは番組の騒動からずっとカムバ延期で、そもそもカムバするか不明です。
定期的に来週カムバするらしい!みたいな情報が流れますが、100%デマです。
X1も年内にカムバみたいな話が騒動前にありましたが、このままでは厳しいでしょう…
また、BLACKPINKがカムバ準備中とのことですが、12月ではないかな?
大御所は11月で出尽くしてしまった感ありますが、忙しい12月を乗り切れるといいですね!(他人事
コスメ20191118:iHerbババア地獄変③アフター
数ヶ月後にレポするかもしれないししないかもしれないと言っていたリポソームビタミンC!!!!
banmac.hateblo.jp
とりあえず3ヵ月以上続いていますが、たぶん死ぬまで飲み続けるわ!!
腸活は続かない、ってか甘酒は飲み続けてるけど長生きみそ汁はたまにしか飲んでない!!
とりあえず夜寝る前、空腹の状態で飲んでます。
なんか食っちゃったらまぁ空腹じゃない状態でも飲んでます。
寝る前ってのもあってまぁまぁ飲み忘れますが、気にせずそしたら早朝とかに飲んでる。
とりあえずの効能。
①透明感
まぁそもそも男だしちょっと黒めの肌ってこともあるしでアットコスメのレビューとかで透明感云々!とかあっても透明とは!?てかそもそも肌は透明にならんしな!みたいな感じだったんですけど。
生まれてはじめて、『透明感』を自分の肌に感じた!!
顔色もめちゃめちゃ明るくなったし印象が良くなったしそんで表情も良くなって人からの印象も良くなりました!!
良いことづくしでちょっと何、マーフィーの法則?って思いますけど。
(マーシーが逮捕されましたね…エリカ様まで…)
顔の印象が変わったっていうのは人からも言われるし、自分でも鏡見て実感しました。
第一印象良くなるだけで人生35%くらい生きやすくなりますね人は。
②肌トラブルが減った
男性として生きてるとなんか知らんけどブワァて突然肌荒れする期間が訪れるっていうか女性もまぁあるのかわかりませんけど。
そういうのがかなり少なくなりました。
まぁああいうのもストレスとか環境由来なんでしょうけど、ビタミンが闘ってくれるんでしょうか?
体内で闘ってくれなくても、体外でストレス源と直接闘ってくれるとありがたいんですけどね。
③二日酔いがマシになる
もともと酒が弱く、酔いやすさよりも二日酔いの酷さ故に飲酒はあまりしませんでした。
だがしかし!
二日酔いがだいぶマシになります。
ビタミン関係あんの?って思ってたけどビタミンCはアセトアルデヒドの分解を助けるようですね。
そういうことみたいですね。
➃スキンケア手抜きでも大丈夫になる
なんかもう最近ほんとうにプチプラとかiherbで購入した化粧品ばっか使ってますが肌ばりばりに綺麗ですわ。
ハリが出てキメも細かくなるし肌荒れもしにくくなるので化粧品に頼る必要があんまなくなる。
サプリ自体は月3,000円程ですが、もはやデパコス卒業できるのであれば月3,000円てむしろ安いのでは?
⑤元気
いやこれ前のブログでも書いたけど、元気だわ!
寝ざめもいいし体力が持つ感がすごいある。
飲んでない時と比べると全然違う。
ちょいちょいウォッチしていたのですが、iherbのビタミン特集セールや独身の日セールなどで10%~15%ほど安くなっていました。
元値が少し高めのサプリなので少しでも安くなるとありがたいですね。
コスパ最強のサプリだと感じます。
ぜひ試してみてください!
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K-POP20191117:ボーイクラッシュなK-POP男性アイドル(その1)
ガール(女子が)クラッシュ(夢中になる)というジャンル、というか路線?方向性?がK-POPガールズグループのメインストリームとなり久しいですが。
なにかにつけハイクオリティなK-POPですので、ボーイズグループの方でもボーイ(男子が)クラッシュ(夢中になる)が発生する素地は十分にあるのではないかとずっと思っていました。
生憎、昨今第一線を走るグループにはそういう方向性のグループはあまり見受けられません(YGのグループとかは結構男性ウケ良かったような気がするけど!)ので、ボーイ(男子が)クラッシュ(夢中になる)可能性がありそうなメンバーを紹介しますね。
いろいろ候補はいると思うのですが、兵役中などアクティブに芸能活動してない人は割愛します。
■マーク(NCT)
アイドルを構成する3大要素と言えばボーカル、ダンス、ラップでしょうが、ラップのジャンルにおかれましてはアイドルラッパーと揶揄される子も多いです。
そんな中、正統派アイドルなのにモノホンのラッパーが登場した…と一世を風靡したのがNCTのマーク。
NCTは日本でいうとAKBに少し近く、NCTという枠組みの中に21人(2019年11月現在)のメンバーが所属し、その中でグループやユニットに分かれ活動しているちょっと変わった構成のグループです。
マークはプロジェクト結成当初、NCT U(ユニット活動)、NCT 127(韓国メイングループ)、NCT DREAM(年少グループ)と当時存在したすべてのグループ、ユニットに所属しており事務所の期待も一手に背負うルーキーにしてホープにしてエースであり絶対的センターでした。
現在は~DREAMは卒業しましたが、事務所の米国向けグループSuperMに選抜され永遠に多忙なようです。
キラーフレーズ『long ass ride』を含むラップがたまらんのですが、彼は本当にとにかく声が良い。
NCT U 엔시티 유 '일곱 번째 감각 (The 7th Sense)' MV
王道アイドル的ではないビジュアルもまたボーイクラッシュの敷居を下げますね。
ただラップが上手いだけじゃなく、ダンスもキレッキレで努力家なところも好きにならずにはいられない要素!
■ホシ(SEVENTEEN)
もはや日本のアイドルかな?と思うくらい日本で活動してるSEVENTEENです。
もともと人気はありますが、最近はBTSのチケットが取れなくて若い子が鞍替えし始めてると聞きました。
SEVENTEENはSEVENTEENという名前に反し13人組なんですが、ボーカルチーム、ラップチーム、ダンスチームと組分けされておりホシくんはダンスのリーダーです。
ダンス出来たらいいよね!っていうのは8割くらいの男の子が思ってることだと思うんですが、ホシくんはダンスバッキバキなだけでなく振り付けまでします。
ちょっと自作らしい冷静に見るとおちゃめじゃないかなそれは?みたいな振りがたまにあるのがたまらなく好きです。
最近だと『角の生えたバッファロー』ってとこでバーノンがバッファローみたいに出てくる振りが好きです。
■ベクホ/カン・ドンホ(NU'EST)
いまバチボコに物議を醸しまくってるProduce101というオーディション番組のシーズン2に参加していた時に、他の追随を許さないあまりにメンリーな雰囲気の所為か『セクシー山賊』と名前を付けられました。
アイドル然としないビジュアルも親しみやすいのですが、こう見えて歌メンでとにかく高音パートを歌いまくります。
話している時の男気あり感もボーイクラッシュです。
NU'ESTは実力派かつ全体的なビジュアルも過度に王子様すぎず男性ウケ良いグループな方な気がします。
■ルーカス(NCT)
香港出身。NCTではUのユニットと、WayV(威神V)という中国グループに属してます。
顔がちょっと意味わからないくらい強いです。
大富豪で言うと2って感じの顔です。
ポーカーで言うとロイヤルストレートフラッシュ。
花札で言うと五光って感じです。
幼少期すらもイケメンで、遺伝子単位の敗北を感じさせられる点がどうしようもなくボーイクラッシュ。
香港、いろんな血が混じるからなのか、時折こういう意味不明に突出したイケメンが出現しがちです。
ノリもなかなかにボーイクラッシュなのでYouTubeで喋ってる動画探してみてくれ!
SMとPledisの子しか紹介してない…
また暇あったら続々紹介します!
メンバーじゃなくて曲とかだと…
ラップ寄りなStray Kids
言わずもがなのBTS(楽曲が聞きやすい&ラップがとにかく上手い)
BTS (방탄소년단) 'MIC Drop (Steve Aoki Remix)' Official MV
あたりでしょうか!
男性もボーイズグループチェックしてみてね!
書評20191111:82年生まれ、キム・ジヨン(チョ・ナムジュ)
チョン・セランの小説にどハマりしてしまった余波で韓国文学を漁りはじめ、
banmac.hateblo.jp
いま最も有名な韓国文学である『82年生まれ、キム・ジヨン』を見逃していたことに気づく。
最近、映画化もしましたし、K-POP界隈でもBTSのRMや少女時代のスヨンなどが読んでいたり、Red Velvetのアイリーンが『読んだ』と発言しただけで大炎上したことは記憶に新しいです。
『フェミニスト文学』と称されるジャンルのようですが、まさにその通りでキム・ジヨンという女性の半生を通して80年代~現代の社会における女性のあり方を描いた小説です。
キム・ジヨン氏が国民学校に通っていたころ、担任の先生が日記帳に書いてくれた一行のメモをじっと見ていた母が、いきなりこう言ったことがある。
「私も先生になりたかったんだよねえ」
お母さんというものはただもうお母さんなだけだと思っていたキム・ジヨン氏は、お母さんが変なこと言ってると思って笑ってしまった。
「ほんとだよ。国民学校のときは、五人きょうだいの中で私がいちばん勉強ができたんだから。上の伯父さんよりできたんだよ」
「それなのに、どうして先生にならなかったの?」
「お金を稼いで兄さんたちを学校に行かせなくちゃいけなかったから。みんなそうだったんだよ。あのころの女の子は、みんなそうやってたの」
この小説は支持ももちろん凄かったが、批判も凄まじかった。
パワーのある小説なのだ。
というか、これは小説ではなく小説の形式をとった啓蒙書であるという部分も大きいと思います。
メジャーな支持のレビューは『共感できた』、『自分の身にも起こっていたことだった』、『見ないようにしていたことだった』など、よくぞ文字化してくれた!という称賛が殆ど。
対して、メジャーな批判のレビューは三種類あると思います。
①(男性からみて)不公平である
②(小説として)つまらない
③つくり話である
まず①、これは『男は男で辛いことが沢山あるのに、女ばかりこうやって辛いことを可視化して主張するなんて卑怯だ』という感じ。
これは本当に的外れだし、小説の中でも言及されています。
ざっくり言えば、男性に対する『男だから』、『男なのに』、『男は』、『男なら』には大なり小なり見返りがあるのでは?じゃあ女性に対する『女だから』、『女なのに』、『女は』、『女なら』に付随するベネフィットとは?それって本当に釣り合っているの?という疑問だと思います。
そして②、これは半分当たってると思います。
なぜなら、前述したとおりこの小説は厳密には小説ではなく小説の形式をとった啓蒙書だからです。
そして、ストーリーは起承転結と流れるわけではなく、起承…くらいでゆるやかに終わります。
なぜか?最後の章を読めばよくわかると思うのですが、この小説がテーマにしていることがまだ社会において完結されていないからこの小説も完結しないのです。
というか、永遠に完結することはないテーマだとは思いますが。
最後に③、これは小説に対してどんな批判なのか?って感じはしますが。笑
物語の冒頭で発狂したキム・ジヨンのカウンセリングというかたちで、キム・ジヨンの半生を追っていく形式のストーリーラインは確かに極端かもしれないですが、テーマを物語に落とし込む手段なのかなという感じです。
これが、ただ静かに文学的にに女性の不条理を書いただけの小説だったらこんなにセンセーショナルな扱われ方はしなかったと思います。
これだけ怒涛の不条理の連続を、自然にサラっと書き続けたことに意味があるような。
そして、『これは所詮絵空事です』と男性側(レビューが男性かはまぁわかりませんけど…)と言うのはそもそもどうなんだろうか。
僕は中高大と比較的女性が多い環境で育ち、自分自身がゲイということもありどことなく中立な立場で見ていて、男女は今は公平だし、差があるとしても他の部分で埋まっていてほぼイーブンだよなと楽観的に考えていました。
ただ、社会に出ると『女だからあっちの部署にした』、『それは女の子がやる仕事だから』という発言がポロポロっと管理職のおじさんから出てくるのに衝撃を受け、中途で入った会社で自分でお茶を淹れ自分の来客に出していたら社長が通りかかり『男にお茶を淹れさせてるなんて、恥ずかしい会社じゃないか!やめろ!』と怒鳴られた経験なんかもあります。
採用に携わっていた時も『女性の場合は…』と性別で対応を分けさせられたこともあり、本当に21世紀の先進国なのかな?と疑問に思うことが多々ありました。
圧倒的リアリティがあるこの小説をただの絵空事である、と見ないことにするのも自由だとは思いますが、いつかしっぺ返しが来るんじゃないかな。
個人的には、できたら男性に読んでもらいたい小説だと思いました。
もし不快感を覚えたとしても、その不快感の源がどこなのか、何なのかを考えながら読了すべきな気がします。
これ映画化ってどうなるんだろうね、映画だとなおさら辛くなりそう…
書評20191111:アンダー、サンダー、テンダー(チョン・セラン)
すごい小説を見つけてしまった感触がある。
10年前に舞城王太郎の『ビッチマグネット』を読んだ時みたいな、ビコーン!があった。
小説だけじゃなくて映画もドラマも、ていうか、食事も家具も香水もなんでもそうだろうけど、良い悪い以上に大切なのは合う合わないだと思うんですが。
最初の1ページで合う!と思った久々の小説です。
『故郷を失った人たちは、うちの店でせっせとククスを混ぜた。生まれ故郷に戻れないという大きな悲劇の前で黙々と、しかしとてもリズミカルにククスを混ぜる人たちを見て育ちながら、私は自然に学んだ。人は、その内面にどうしようもない空洞を抱えていても、生きていけるということを。悲劇と同じくらい、ククスの薬味や調味料も重要なのだということを。』
ソウル郊外の都市パジュに住み、同じ通学バスに乗る『私』、ソンイ、ジュヨン、ミヌン、スミ、チャンギョム、それからジュヨンの弟のジュワンの7人の高校時代~30代を描く群像劇的な小説です。
すごい勢いで一度読み終わして、さらにもう一度読んでいて思ったのは、読んでいる時の感覚がまるきり岡崎京子の作品を読んでいる時のようであること。
ノスタルジックで切なくて、痛くて悲しくて、でもただそれだけではない複合的な気持ちを抱かせる作品。すげえな!
韓国人の友達に聞いたんですが、舞台のパジュは新興都市ということもあるし、北朝鮮が隣接した地域であることもあり、かなりシンボリックな場所みたいです。
中国小説の『三体』を読んだ時も思ったのですが、とにかく翻訳が素晴らしいです。
ここ最近はアジア文学の翻訳の質がものすごく上がっているのかな、と思います。
読み終わった後、思わず翻訳の吉川凪さんが翻訳した別の本も探してしまいました。
同じ作者の『フィフティー・ピープル』もおすすめです。
個人的には『アンダー、サンダー、テンダー』のが全然好きですが。
韓国文学すげえな!
雑記20191107:昨日まではランクが下だった彼女にまでいつのまにか
はい。
はい。
からのぉ…
どーん…
ProduceX101放送終了からなので、今年の8月ごろからでしょうか?
ゆるゆると進展のあった投票操作疑惑ですが、ここでひと段落したように思います。
今後はどちらかと言うと既にデビュー済みのIZ*ONEやX1の処遇がどうなるかが大きな論点になっていくんですかね。
以前のブログでも言いましたが、『僕個人は』票操作は別にいいのかなと思ってましたし、いまでもそう思います。
自分の中で、テレビという媒体は真実を伝えるものではなく娯楽を与えるものだからです。
娯楽としてきちんと成り立っているのであれば、真実の割合については個人的にはそこまで気にしないのですが。
とはいえ、それは僕が投票をしておらず、あくまで傍観者であるからなのかもしれません。
毎日、毎週、一生懸命、練習生のデビューを望んで投票をしていた人ももちろん沢山いるでしょうし、太いファンはお金を出して(自分の推しに投票してくれたら抽選でiPadをプレゼントします!みたいなサイトが結構あったみたいね)応援なんかもしてたと思いますし。
そういう方々からしたらうちらの投票って一体何だったの…?ってなりますよね。
泣ける~
あと、これでもしデビューできなかったはずなのにデビューした子とか、逆にデビューするはずだったけど出来なかった子とか、公表されることになったらどうなるんでしょ?
練習生に矛先いきそうだしそれはないのかな。
個人的に一番懸念しているのは、アン・ジュニョンPDが票操作について認めたことで、過去のProduce~シリーズも悪いものの様に扱われてしまうことです。
1年半前、香港のテレビで再放送してたシーズン2を見てK-POP自体にもハマり込み、シーズン2を繰り返し見てWanna Oneのライブまで行って、シーズン1も見てるうちに48が始まってIZ*ONEを一目見たくてMAMAに行き、Xも始まって!と、Produce~シリーズは僕にとってK-POPのはじまりでしたし歴史でもありました。
いまでもシーズン2や48は見返しますし、シーズン1やXもパフォーマンスの動画はよく見ます。
いまやK-POPのアイドルグループは右を見ても左を見てもProduce~シリーズの出身者がどこかしらにはおり、彼らの活躍は親の様に見てしまいます。
まるでエムネの黒歴史の様に扱われてお蔵入りとかになったらめっちゃ悲しい。
かといってどうすればいいんだろうね。どうなるんでしょうね。
また傍観者の立場に戻ってしまいますが、こういうテレビの倫理観が問われる場面って日本でもちらほら見ますし、難しい問題ですよね。
ありのままを放送してつまらなければ視聴者はそれはそれで不満に思うでしょうし、そもそもテレビ局として仕事が成り立たない。
テレビ局にとって視聴者は直接お金を払ってくれる存在ではないのだから、第三者から儲けられる方法をできる限り考える。
でも視聴者に対して誠実でなければこうやって足をすくわれる。
まぁ、でも悪いことはしちゃダメよね。
騙しやがって!エムネくそ野郎!ってなれたら逆にシンプルで楽かな、とも思うのですが、自分の中でもいろいろと思うことがあり、いろんな視点で考えてしまい複雑な2日間でした。
今後どうなるんだろ~~~取り急ぎIZ*ONEのカムバは延期になりました。
とりあえず、練習生たちにとって悲しい結末にならなければいいんですけど。
K-POP20191106:2019年10月カムバまとめ
もう年末が近い!!
月日が経つのは早いな!!
そんなこんなで来年からの日記帳を買いました。
書く習慣をつけるためにいままではPCにしてたんですが、『読み返す』ことが一番日記で楽しいものだなと気づいたので読み返しやすい紙にしました。
そして5年日記。挫折する予感しかしない。
10月はStray KidsのウジンとMONSTA Xのウォノがグループ脱退。
ONFのラウンから続く人気ボーイズグループのメンバー脱退祭りですね。
脱退の理由が明確なのはウォノのみなのがまた闇!って感じですが、ウォノの脱退理由もまた芸能界の闇…的なところがあり心が痛みます。
人気グループのカムバも多かった半面、元f(x)のソルリの死など、悲しく思いニュースが多かった月だと感じました。
また、厳密にはK-POPではないのでランキングにはいれなかったのですが、NCTの中国グループであるWayVの新曲が10月は一番お気に入りでした。
ルーカスは忙しいだろうしそろそろウィンウィンがセンターだろうか?って思ってたらテンがセンターでした。
ウィンウィン報われてくれ!
はい!さらっと!
女性3位
MIYU&Yoon Jong Shin - My Type
2019 월간 윤종신 10월호 - 내 타입 (With 미유) (Monthly Project 2019 October Yoon Jong Shin - My Type) MV
はい。Produce48でデビュー評価まで残った竹内美宥の一応韓国デビュー曲です。
すげえ好き嫌い分かれる曲なんだろうな!
ばんまはこういうゴリゴリのシティ・ポップみたいのすごい好き!
曲調もですが、竹内美宥独特のちょっと粘り気のある歌い方も好き嫌いあるんじゃねえかなと思います。
引き続きがんばれ!
男性3位
NU'EST - LOVE ME
NU'EST Wとしてのユニット活動から、Wanna Oneとして活動していたファン・ミンヒョンが合流した最初のシングルBET BETまで一貫してクール系でメロディアスな路線だったNU'EST。
表題曲では初めて爽やか系になったと思います。
ビジュアル、ダンス、歌唱力がすべて平均以上を叩き出しておりどんなコンセプトも消化するアイドル力の高さは本当に脱帽。
そして、今回もドンホやメンバーが作詞作曲に携わっており、Produce101 S2でドンホが語った『(後輩の)SEVENTEENみたいになりたい…』という言葉を実現していってる姿はただただ涙。
ていうかもうセブチ越えだよ!あっぱれ!
女性2位
HEIZE - Falling Leaves are Beautiful
헤이즈 (Heize) - 떨어지는 낙엽까지도 (Falling Leaves are Beautiful) M/V
HEIZEはハズレないね!
韓国もやっぱり寒くなるとバラード的な曲が人気になるんですかね。
男性2位
SUPER JUNIOR - SUPER Clap
SUPER JUNIOR 슈퍼주니어 'SUPER Clap' MV
このぐらいの年代のボーイズグループって方向性迷子になりがちだと思うんですが、SUPER JUNIORは上手く、日本でいうSMAP的な存在感になってて凄いです。
曲もMVもポップなのにサラっとしてて聞きやすい!評価!
女性1位
AleXa - Bomb
AleXa (알렉사) – "Bomb" Official MV
みなさんは憶えていますか…?
アレックス・クリスティーンという練習生がProduce48に出ていたことに。
韓国ではどうしても欧米系のハーフ顔がウケにくいためなのか、カメラにほぼ抜かれることなく初回の順位発表で脱落した子です。
グループ評価でイ・カウン、チャン・ギュリ、松井珠理奈、ワン・イーレン等、準アベンジャーズ級の面子だったピカブー1班にピックされていた子なので、練習生の中では実力者として認識されていたのかな?と推測できます。
[ENG sub] PRODUCE48 [4회] ′국.프님들 마음에 CHU~′ 피카chuㅣ레드벨벳 ♬피카부_1조 @그룹 배틀 180706 EP.4
彼女は番組終了後、なぜかインドなどでYoutuber兼アイドルのような活動をしていたそうですが、満を持して韓国でもAleXa名義でカムバ。
エキゾチックな楽曲や映像美の良さはもちろんなんですが、彼女の溢れ出るダンスの実力、表情、ビジュアルなどAleXa自身も評価されるべき点が非常に多く、エムネはなぜこの子を映さなかった!?ってなりますね。
韓国でソロでやっていくのは簡単なことではないですが、彼女は第一線で活躍していくような予感がしますね!
男性1位
TXT(TOMORROW X TOGETHER) - 9 and Three Quarters(Run Away)
TXT (투모로우바이투게더) '9와 4분의 3 승강장에서 너를 기다려 (Run Away)' Official MV
BTSの弟グループ、TXT念願のカムバです。
原題を訳すと『9と3/4番線で君を待ってる』みたいな感じになると思うのですが、お察しの通りハリーポッターがホグワーツに行く汽車に乗るためのホームへの入り口のことです。
アルバム全体が魔法をコンセプトにしていますが、TXTはデビュー当初からファンタジーっぽい路線できていたような気がします。
カッコいい系のボーイズグループがメインストリームの中、清純系でデビューさせただけでも先見の明があると思うのですが、清純系とファンタジーの親和性について着目したBig Hitの手腕の凄さを感じさせます。
BTSとは違い、事務所が世界観を造っていく感じなんですかね?
今後も期待!
11月の注目カムバは(てかもう一週間過ぎてますけど)
4日 GOT7
4日 イ・ジンヒョク(UP10TION所属/ProduceX101出身)
4日 VICTON(ProduceX101出身 チェ・ビョンチャン所属)
5日 ヒョナ
8日 ZICO(Block B所属)
11日 IZ*ONE
12日 NATURE(Produce101 S1出身 キム・ソヒ加入)
14日 MAMAMOO
18日 Golden Child
19日 宇宙少女(I.O.I出身 ユ・ヨンジョン所属)
19日 CIX(Wanna One出身 ペ・ジニョン所属)
20日 ASTRO
27日 EXO
今月も大型カムバ多いですね!EXOがたのしみ!
以上です!